【閲覧注意】ダーク・ファン心理系

【閲覧注意】推しに依存したら人はどう壊れるのか

― ミセスグリーンアップルを推して沼に沈んだ人間たちの会話ログ ―

「ねぇ、最近いつ寝てる?」
「うーん…bubble来るまで起きてるから、3時とか4時とか?」
「それ寝てるうちに入んないからね??」

最初はみんな、笑いながら言うのよ。
「私もう完全に元貴依存w」とか、「推しがいなきゃ生きてけないw」って。
でもその“w”の裏には、ちょっと本気の沼の気配がある。
気づいたらさ、生活の重心が推し側にズレてるんだよね。

🌙 夜が来ると始まる“情報漁りタイム”

Twitter(X)、インスタ、YouTube、TikTok、bubble。
とにかく全部、一通りチェックしないと落ち着かない

新しいストーリーがないか、ファンの考察ツイートは出てないか、ライブの裏話動画はないか……もう探偵かってくらいの目でスマホに張りつく。
布団に入ってからが“本番”なんだよね。

「元貴くん、今日bubble来ないな…」
「いや来るかもしれない、1時半くらいに来たことあるし…」
「てかこの時間、ストーリー更新される率高いよね」

……気づいたら、3時過ぎ。目はギンギン。通知が鳴るたび心拍数が上がる。
もはや恋だよ恋。いや、恋より重いかもしれない。

📅 スケジュールが推し基準で決まる

「ツアーの日程出た!!!」
その瞬間、会社の有給残数が脳内でカチカチ計算される。
「ここ休めるかな…上司の機嫌次第だな…」
「こっちは土曜だから行ける、宿も今のうちに取ろう」
「ここの平日ライブ、仕事終わってから新幹線でギリ行けるか…?」

気づけばスケジュール帳は青マーカー(ミセス関連)だらけ
友達の予定? 恋人との記念日? 家族行事?
……全部、ツアーと被ってたらごめんだけど優先順位は推しです、はい。

「でもさ、推しの予定って“生もの”じゃん?」
「わかる、逃したら二度と同じ瞬間ないもん」
「現実の予定は…まあ、また今度あるし…」

完全に軸が逆転してる。
自分の生活の“中心”が、自分じゃなくなってるのに、それをヤバいと思えないのがまた怖いんだよね。

😏 他ファンへの妙な感情、あるあるすぎ問題

「今日のライブ、私の席…元貴くんとめっちゃ目合ったんだけど…!!」
こういうツイート、見た瞬間の感情わかる人、いるでしょ?
“いいね”押しながら、心の奥で「……は?」ってなるやつw

「bubbleで神メッセ来た😭」ってスクショ付きで上げてる人とかね。
『元貴くんは全員に送ってるのに、なんでそのテンションで受け取れるの…?』みたいな、意味わからん嫉妬と正義感のごちゃまぜ。

推しが誰かと楽しそうにしてる写真とか動画が出回ると、謎の胃痛が来る。
「楽しそうでよかった」って言いながら、スマホを閉じた手が震えてるの、あるよね?

🧠 bubbleに情緒を握られる

bubbleって、怖いよ。
あれ一見ただのメッセージアプリなんだけど、実は心のドアを開けっぱなしにする装置だから。

「今日もありがとう☺️」みたいな短い一文で、1日分の疲れが吹っ飛ぶ。
逆に3日来なかっただけで、落ち着かない・不安・タイムラインで“来ない”を共有して溜め息大会。

「なんで私、1人の芸能人の一言でこんなに情緒乱されてんの…?」
ってふと我に返ってゾッとする瞬間がある。
でも、そのゾッとをスルーしてまたbubbleを開く。
これ、依存の教科書に載せてもいいくらいの流れ。

🫧 ライブが終わった瞬間、世界がモノクロになる

ライブのあの瞬間って、マジで魔法じゃない?
音の爆風、ライトの海、元貴くんの声が胸の奥まで突き刺さって、こっちの魂ごと振動してる感じ。
泣くとか叫ぶとか超えて、存在が“推しと同期”してる錯覚に陥る。

でもさ、終演のアナウンスが流れた瞬間――世界の色がスッと抜ける。
駅に向かう道で、誰もが無言になるあの空気。あれ、異常なほど静かなんだよね。

「さっきまで、あんなに心臓が爆発しそうだったのに…」
「今、何にも感じない」
ライブ後特有の“急降下”。まるでジェットコースターのレールがいきなり途切れたみたいな虚脱感。

🏨 ホテルの部屋でひとり現実に引き戻される夜

遠征組あるあるだけど、ライブ後にホテルの部屋に戻ると、急に現実の音が戻ってくる。
コンビニの袋を開ける音、シャワーの水の音、スマホの通知。
数時間前までステージの光を浴びてたのに、今は一人で白い天井を見上げてる。

bubbleを開いても、推しはもう眠ってる時間。
SNSは現地組の余韻ツイートで賑わってるけど、それがまた胸に刺さる。
「私のライブ、終わっちゃったんだな…」って。

この瞬間、一番依存が深くなる
“次の予定”がないと、心が空洞みたいになって、何をしても満たされない。
だから、またスケジュールを確認して、「次はいつ…?」って自分を繋ぎとめる。

💬 ファン同士の“ロス報告”スレが異様に盛り上がる

Twitterや掲示板では、ライブ後恒例のロス報告が始まる。

「帰ってきたけど、何もやる気出ない」
「会社行きたくない…余韻で泣いてる」
「元貴の笑顔が頭から離れない。助けて」

みんな同じ気持ちだからこそ、共感の嵐になる。
「わかる」「それな」「ロスで3日くらい無気力」みたいな返信で溢れる。

でもさ、冷静になるとちょっと怖い。
一人のアーティストのライブが終わっただけで、何千人単位が情緒不安定になるってすごい現象じゃない?
推し活って、たぶん本人たちが思ってる以上に、私たちの心の中ででっかい存在になってるんだよね。

🧠 歌詞が脳内に染みついて離れない

ライブが終わっても、元貴くんの声と歌詞が耳に残ってる。
特に“刺さる”系の曲。
たとえば「ア・プリオリ」。
夜中にイヤホンで聴くと、心の奥の誰にも見せない部分に直で釘を打ち込まれる感じがする。

「誰にも何も もう何も期待はしないけど
君を好きでは居たい」

……いや、こんなん、忘れられるわけないじゃん。
推しに恋してるんじゃなくて、推しの世界に心を乗っ取られてる感覚に近い。
歌詞って麻薬だよ、ほんと。1回ハマると、抜け出せない。

⏰ 推しに合わせた生活リズムになる

最初はただ夜更かししてSNS漁ってるだけだったのが、いつの間にか生活リズムまで推し仕様になる。

・bubbleが来やすい時間に起きてる
・ツアー発表の時期になると、有給の申請タイミングが妙に早くなる
・テレビ出演がある日は仕事の予定をズラす
・夜中に過去ライブを観て情緒を揺さぶる

これ、やってる本人は楽しいんだよね。
でもふと冷静になると、「私の生活、全部元貴くんの動きに合わせて回ってない…?」ってなる。
それでいて「まあいいか」って思えるのが、沼の深さなんだよ。

💸 お金の使い方も変わる

気づけばグッズ代、交通費、宿泊費、CD・Blu-ray・配信、bubbleの月額……。
「今月ちょっとやばいな」と思いながらも、ツアー先行が来たら反射でポチる。
「これは投資」「これは推しへの愛」「これは生活費(?)」と、謎の会計カテゴリが増える。

推し関連の支出って、“趣味”の域を軽く超えてる。
でも罪悪感よりも「推しのために使えて幸せ」の方が勝つ。
ほんと怖い。だけど、やめられない。

🫥 「私たち、ちょっと壊れてるよね…」と気づく夜

たまにね、ふと我に返る瞬間があるの。
仕事終わり、電車の中でbubbleを何度も開き直してる自分とか、推しのストーリーが更新されなくてザワザワしてる心とか、ライブ後のホテルで天井見上げながら「なんでこんなに苦しいんだろ」って呟いちゃうときとか。

「これ…普通じゃないよな」
って、うっすら気づいてる。

でも、そこでスマホを閉じるんじゃなくて、X(Twitter)を開く
“#元貴 ロス”“bubble 来ない” って検索して、同じ気持ちの人を見つける。
「やっぱみんなそうだよね」って安心する。
そしてまた深い沼に潜っていく。

🤝 闇を共有するファン同士の奇妙な安心感

黒いファン心理って、めちゃくちゃ矛盾してる。
「推しが好きすぎて辛い」のに、他ファンを見ると嫉妬する。
「依存してる自覚ある」のに、やめる気はゼロ。

でもこの矛盾を、“わかる人”同士で語り合える瞬間が一番救われるんだよね。
誰かが「bubble来ないだけでメンタル崩壊しそう」と言えば、「それな」で即レスが飛ぶ。
誰かが「推しの笑顔>恋人の優しさ」と言えば、爆笑といいねがつく。

一歩引いて見たら怖い現象なんだけど、その場にいるときはめちゃくちゃ居心地がいい
推しに依存することで、いつの間にかファン同士も独特の“共依存コミュニティ”を作ってるんだと思う。

🌀 やめられない理由は、ちゃんとある

推し活が単なる趣味なら、ここまで心を持っていかれない。
ミセスの音楽、大森元貴の声や言葉って、心の奥の痛いところをちゃんと見てくれるんだよね。
明るく見える曲の中にも、どこか孤独や焦燥を感じるフレーズがあって、「わかってるよ」って言われてる気がしてしまう。

現実で誰にも届かない感情を、彼らの音楽はあっさり拾ってくる。
だから、依存というより、心の逃げ場がそこにある感じ。
それを奪われたら、生きづらくなるくらいには、深く染み込んでる。

📝 この沼に底はない

推しの笑顔一つで情緒が浮き沈みする生活。
夜中の情報漁り、bubbleへの過剰反応、ライブ後の虚脱、他ファンへの複雑な感情。
全部ひっくるめて、黒いファン心理。

正直、私たちはちょっと壊れてる。
でも、それを自覚した上で壊れ続けることを選んでる
だって、推しのいる世界は、壊れるほど美しいから。

もしこの記事を読んで「わかる…」ってなった人は、もう同じ場所にいる。
ようこそ、推し依存の深淵へ。
抜け道なんて、最初から存在しないのかもしれないね。

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